息子達もそれぞれ独立し、夫婦二人で迎える初めての新年です。
そうそう 今年19歳を迎える、老猫の「アキ」も一緒です。

18年前見つけたノラの母子の3匹に
”ちょっと優しく”のつもりが今日に至っております。

猫の子離れ

ある日母猫が突然いなくなりました。
その後2週間に1度ぐらいの割合でしょうか
お隣の高い場所から我が家の子猫達をそっと見つめています。
しばらくして満足したかのように姿を消します  そしてまた半月ほどすると・・・・・
子猫たちが成長するにつれて母猫はぴたっと来なくなりました。

ワンパク盛りの息子たちに追われて大変な時期の私にとって
心に「メモメモ」・・・「子離れ」この光景は参考になりました。

母猫、兄弟の1匹が近所で飼われるようになり
メスの「アキ」 だけが残りました。
ノラの習性でしょうか、警戒心が強く人がいるとえさを食べません。
 抱かれるのも、さわることもだめ!

でも猫なんですね 自分からは私の足元に擦り寄ってきます。
「ん・・もう勝手なんだから!」でも嬉しいんです。
怪我や、病気をしても凶暴性をおびますので動物病院では
嫌がられてしまいます。

半ノラで外の生活が殆どですから、往診をお願いしてDrが見えたとき
患者の猫が捕まらず仕方なく帰って頂いた事もありました。
手の怪我の時も、患部をデジカメに収めプリントしそれを持って行って
抗生剤などのお薬を頂きます。

私の外出時 帰るまで何時までも門の所でじっと待っています。
姿が見えなくても足音が聞こえただけで「ニャアニャア」大騒ぎ。
私の帰宅時間がいやでもご近所に知られ、恥ずかしい〜
夜遊びも出来ません
 


 ワンチャンみたいに私と毎日近所を散歩が日課です。
おしゃべり好きの猫ですから散歩中も「にゃごにゃご」話し掛けてうるさくて
返事があるまで催促します。
足元にまつわりつく猫が見えにくい夕暮れ時は、
「ちょうなの〜わかった」 まるで独り言を言いながらの散歩のようです。
 「変な奥さん」 そう思われていないかしら?
  実は心配しています (^_^;) ・・・・2002/2



つづく