2月に大阪で入院中の義弟を夫と見舞い、元気になって退院した義弟から
お礼のメールが届きました。
メールには、思いもかけない今回の入院で家族や兄弟の支えをしみじみ感じさせられた事。 
同時に、亡くなった私の母の温かさも思い出して下さったと当時の思い出話がありました。
私も読みながら感動で胸がいっぱいになり目頭が熱くなりました。

大阪で酒店を営む夫の弟は17年前の神戸淡路大地震の際、
商品が散乱し店内は大混乱して大変だったその時、
真っ先にお見舞いの電話を入れてくれたのが横浜に住む私の母だったと・・・・。

あの日は関西へは電話が繋がらず、母は受話器を離さず何度も何度も夫の兄弟に
必死にかけ続けていたそうです。
弟は「本当に有りがたく、何よりも勇気を頂きました」と言ってくれました。

お見舞いの品を送るよりも何より先、安否確認が取れるまで必死に電話をかけ続け
心配していた気持ち、そして元気な様子に安堵したと素直に伝えること。
亡くなって12年 改めて母の教えが次々に蘇えるこの頃です




2012/3